とある殺人鬼と猫の日常的会話。

「ALLCat……全猫ですか?」
「直訳しちゃ駄目だよ」
「では全知全能猫です?」
「全知全能って……違うよ。唯のALLCat」
「そうですか、わかりました」
「分かってくれた?」
「全血全脳猫ですね!」
「全血全脳……何か違うお!?」
「全身血まみれ全部脳みそ、みたいな」
「そんな怖い猫たそじゃないんだぜ!」
「いえいえ、猫ではなく、ネ弧です」
「意味わかんないんだけど、解説プリーズ」
「特にありません。気分的に我輩は猫である名前はまだ無いみたいな?」
「おいおい」
「あと孤独みたいな? 弧を描くみたいな? 解釈してしまえば独りでに弧をえがき血と脳髄だらけになるという事ですね」
「お、恐ろしい……人の名前で此処まで恐ろしい解釈して欲しくないんだぜ」
「うふふ」
「何で其処で笑うのかなぁ……」
「因みに返り血です」
「私は一体何をしたんだ」
「更に因みにミートソースです」
「み、みーとそーすだとっ」
「更に更に因みに胸の中央辺りに木刀が……」
「死んでるかと……v」
「折れてます」
「……は?」
「あれほどチャンバラごっこは止めなさいと言いましたのに……」
「なんと逞しい……イケネ弧なのか?」
「因みに脳みそは本物ですよ」
「キラやかな笑顔で言う事じゃないですよね」
「そして良く見れば後頭部に……」
「ごくりっ……」
「南無ですね」
「やん、黒識さんってば鬼畜……」
「ありがとうございます」
「褒めて無いんだお」
「うふふ」
「あれ、私いじられてる?」
「お礼に後頭部に何があったのか教えてあげますね」
「良い笑顔どうもありがとう……じゅるり」
「背中には流れている赤い液体、
 元を辿れば其処には……
 何も無かった。
 髪も皮膚も頭蓋骨もなかったのです。
 後頭部にぽっかりと空いた穴は暗い有限の空間を生み出していた。
 あぁ、何という事でしょう。絡みついた脳みそは全て……彼女の物だったのです」
「ネ弧を絵で表すとどれだけカオス&グロくなるのやら……orz」
「それで動いていたらゾンビですね」
「だから笑顔で言う事じゃないよ。散々人で遊びやがってー」
「そして傍らにはロケランとマヨネーズが落ちてるんですよ」
「何故にマヨネーズなのかw」
「後日、某組に所属する某マヨラーが逮捕されたという情報が……」
「○撰組ww」
「本人は違う、奴の陰謀なんだ。俺は無実だぁ! 何時もロケラン何ざつかってねぇだろうがぁ!
「やっぱり○撰組ですか」
「そして奴と言われた人はいうんです。俺じゃないでさぁ。ミントンの野郎がやったのをみたでさぁ。
「ちょっ」
「捕まった某マヨラーは絶叫しました。てめぇ、ざきぃいいいいいいいいいいいいいいいいい! と」
「山たん超逃げて!」
「ひぃいいい、沖○副隊長酷いですー!! わははは、達者でな、としぃ! 助けろよ局長ーーーー!! はっはっは、おおっ!? おたえさぁああああああんvV てめぇ、ゴリラああああああああ!!! みたいな展開が起きるのでした」
「お、奥が深い……」
「というか、何気に理解してましたね、全血全脳ネ弧さん。途中からずっとネタでしたのに」
「理解しまくりですよグフフフ。というか何気にそういう話ありそうな……」
「もみ消していそうですよね。そしてマヨネーズで速攻で逮捕される某マヨラー。有り得すぎて逆に笑えなさそうなというか爆笑されそうな……ほら、万事屋あたりは多分その現場をテレビで見ながら色々言うんですよ」
「例えば?」
何やってんだこいつ。やっぱりマヨラーアルよ。ちょっとぉ! 何そんなにおちついてんのぉ! ○方さんが捕まったんですよ、土○さんが! まぁ、いつかは捕まるだろうと思ってたぜ、銀さんは。だってマヨラーだし瞳孔ひらいてんし。そうアルね。あんなニコチンコ何時捕まっても可笑しくないアル。あぁ、もう! あ、電話だ……何ぃ、おつうちゃんの突撃コンサートだと!? 皆に連絡だ、突撃するぞ! アイツ完璧に土方の事忘れてんな。そうアルね、まったく此れだからダ眼鏡は。さて、パチンコでもやりに行くか。酢昆布頼むネ。いや、パチンコだから。頼むネ。いやいや、だから……いで、いででででっ! わかったわかった、買ってやるから! てめぇなぁ、これだから酢昆布娘は……何かいったアルか? 何でもねぇよ、じゃあいってくるわ。早く帰ってこいアルよー
「長々とどうもありがとう。何時の間に考えたのかはあえて聞かないでおくよ」
「言いながら考えてました」
「聞いて無いって言ったのに……」
「きっと土方さんはそのまま忘れられるんでしょう。それが土○クオリティ」
「うん、違和感行方不明ではあったよ」
「某動画にタグとして上げられそうな発言ありがとう」
「きっと10年後には皆全部○方さんのせいにしてるといいお」
「いえいえ、きっと十年後に復讐に戻るんですよ、土○さん。そして昔の仲間に会うんですよ。そして会うたびに誰アンタ、誰でさぁ。と忘れられてるんです。ショックを受ける土○さん、やけくそになる彼。そして真撰組を襲う企画を立てるのです。さて、此処で二つのルートが生まれます。名づけて逆戻りルートとギャグ(笑)ルート」
「売れそうな予感……ごくり、では逆戻りルートで。えい、ポチットナ」
「突撃。その企画を掴んだJOYも突撃。そして乱戦。万事屋が参戦し、銀さんVS土方。銀さんはてめぇ、魂折れやがったのかとぶち切れ。そして土方さんを倒します。部下(笑)sは真撰組と一緒にJOYと対戦して決着へ……最後は犯罪者として輸送される土○を見送る銀さん。馬鹿な奴と呟き腐れ縁すらもぶったちぎった銀さん。そして土○はボロボロの状態のまま捕まり再び牢獄へ」
「何という不憫……」
「そして影で一人の男が無邪気に笑うんです。計算道理でさぁってね。完」
「流石沖たそ……見事に月を完コピ……そして土○さんの扱いはどこへいっても変わらないというvでもそれって僕の愛なの♪」
「斬って嬲って〜♪ですねわかります」
「分かる方いらっしゃった!」
「土○さんは最初はかっこよかったですよね。そして一気に崩壊しましたよね、キャラ。主にマヨネーズ関連で」
「ですね。最初は唯のイケメンさん。OPかっこよかったでふ」
「確かにかっこいいですけど、笑えると思いますよ。途中からOPではマヨネーズに乗ったりトッシーになったり。まぁ、愛されてる証です」
「愛(笑)だね」
「愛(笑)ですよ。と、そろそろ失礼しますね」
「はーい。またね」
「えぇ……全ryさん」
「全ry!?」
「長いので略させていただきます」
「原型とどめて無いよ!?」
「それでいいのです。因みに何の略かって聞かれたら全血全脳ネ弧と応えますから」
「やめて、お願いだからやめてww」
「大丈夫。ばっちり広めますから」
「本気かww」
「では、また後日……」



 後日談……
「陛下、全ryさんこんにちはー」
「おお、紫苑こんにちは」
「あ、こんにちはー」
「何だ、全ryって」
「ALLCatのあだ名です。何の略称か知りたいです?」
「ちょっww」
「教えてくれるのかw」
「全血全脳ネ弧」
「(爆笑)」




 色解説という名の言い訳。
 少し見づらいなと思ったので銀○会話文は色付きにしてみました。
 逆に見えづらいかもしれませんが……まぁ大丈夫でしょう、きっと。
 沖○さんは茶色っぽい色。それがイメージでした。
 土○さんは薄汚れた黄色。何となくマヨネーズとニコチンのイメージ。  ゴミ、失礼。ゴリラは紫色。何となくです。穢れてそうですし、ごみ、汚染物ですし。
 銀さんは灰色。銀色無いので。
 神○ちゃんは赤。紅一点ですし。でもヒロインと言えるほど可愛らしくないので深い赤。
 そしてジミーズ。地味だから地味じゃないと。崎さんは背景と溶け込める地味さ。眼鏡はただの黒。
 以上です。


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